肩甲骨を後ろから見てみますと、明らかに左右の高さが違うなんていう事はありませんか?

自分の肩甲骨はあまり見れないものですが、身近な人に見てもらいましょう。

肩甲骨は下角という一番下の尖った部分が見つけやすいです。

腰から上に手をスーっと滑らせて言ってみると尖った骨にさわれるでしょう。

そこが肩甲骨の下角です。

肩甲骨のゆがみ

左右の肩甲骨の下角の高さを比べてみましょう。どうですか?

高さの違いが明らかなら(例えば1、5センチ以上差があるようなら)整体で歪みを矯正しましょう。

大抵は背骨の傾きの歪みか(腰椎等)、肩の上、肩甲骨の上角に付いている肩甲挙筋の異常が原因です。

肩甲挙筋は肩甲骨を上に引き上げる筋肉ですから、高い方の肩甲骨の上の筋肉が緊張しているはずです。

ほうっておかずに治療しましょう。

そうでない場合、(複合的な場合が多いのですが)下がっている側に腰から傾いています。

例えば右の肩甲骨が低い位置にある場合、腰が右に傾いています(右側屈)

腰椎から矯正しましょう。

背骨矯正(腰椎回旋)

そのままにしておくと、筋肉に負担がかかっていきます。土台が右に傾いていますので上半身が左に傾いてバランスを取ろうとするため、左の肩や首に大きな負担がかかります。

当院の指圧整体では痛い場所だけでなく、歪みを作る原因を体全体からトータルで見ていきます。