交感神経副交感神経の不調自律神経には2種類あります。

一つが交感神経 もう一つが副交感神経です。

この二つの神経は常に交互に切り替わり、バランスをとっています。

交感神経はいわば昼間の神経。戦う神経です。

副交感神経は夜のリラックスタイムの神経。休息の神経です。

人間は大昔は昼間は外で狩りをしたり、外敵を警戒したりして外にいました。

よって、危険やストレスと戦う時や、遠くを見て警戒する時には交感神経が優位になっていればいいのです。

逆に夜は電気などありませんから、暗くなったら洞穴などであまり遠くを見たり明るい物を見たりしないで眠るのです。

この遠くを見たり近くを見たりも自律神経で瞳孔を調節しますから大いに関係あります。

ところが現代はどうでしょうか?

昼間も室内にいて、近くばかり見ています。

夜は夜で明るい部屋の中で、パソコンやスマートフォンの強烈な光が目から入ってきます。

これでは自律神経的には昼なのか夜なのかわかりません。

その後で急に目をつぶって寝ようとしても交感神経が優位になって眠れないこともあるでしょう。

このような現代生活が自律神経のバランスを乱すことは考えてみれば当然と言われるかもしれません。

最近では、交感神経が優位になりすぎている方が多いとよく言われています。

交感神経が優位となると筋肉が緊張し、血管が収縮するために血行が悪くなります。

白血球のバランスも崩れます。

交感神経が優位だと顆粒球という白血球の割合が増えてきます。

副交感神経優位の状態で産生されやすいリンパ球(ガンを殺すナチュラルキラー細胞等)と比べると顆粒球は寿命が短く、すぐ死んでしまうのですが死ぬときに活性酸素を撒き散らします。

この活性酸素は細胞にダメージを与えるので健康にも良くないです。

自律神経のバランスを整体で調整しながら、普段の生活を見直してみましょう。

普段の生活の整え方はまた書きます。

 

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