鍼灸

はり

非常に細い鍼で経絡上のツボ、「経穴」を刺激します。
東洋医学に基づいた経穴を選穴することで実際に血流・免疫・自律神経バランスが改善されます。
「ひびき」といわれる独特の感覚がじわっと広がりますが、
よくみなさんが想像される痛みとはまた別の感覚です。
みなさんに是非受けていただきたい、自然な治療法です。
さらに熱くないお灸と組み合わせていく事で効果を高めています。
お灸が、触媒の役割をします。

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鍼とお灸を両方しているところです。
棒温灸と言って熱くないお灸です。とても気持ちいいものです。
背中の開く患者着をご用意しております。

鍼灸   料金  5000円 6000円

全身治療になります。少し時間もかかりますが温灸も組み合わせた多彩な治療法が選択できます。
当院ではこちらが最もおすすめです。
特に自律神経の乱れや、内的な症状をお持ちの方はこちらが良いです。

6000円の鍼灸は特殊な鍼を使います。
(初回からおすすめすることはあまりありません)

なぜ鍼を刺して体が治るのか

鍼灸の刺激は体の受容器というものに伝わります。
そしてその刺激は神経の信号となり脊髄、脳に伝わります。
脳や脊髄などの中枢神経に作用する事で効果が現れます。

本来人間は脳内で天然の鎮痛物質(内因性オピオイド)を作ることで、
痛みを和らげる内在性の鎮痛機構を持っています。
鍼灸の刺激が人間の本来備わっている鎮痛機構を促進すると考えられています。

また、脊髄レベルでの痛みをブロックする別の機構も賦活します。

そして脊髄の反射により局所の血管が拡張し、血流が改善。
疲労や痛みの原因となる物質を洗い流してくれます。

このようにして痛みの悪循環を断ち切り、
快方へ向かわせることがことができるのです。

鍼は痛みに対する効果だけではありません。

自律神経系へも中枢神経を介して作用します。

手足のツボに鍼やお灸をすると、
お腹の調子が良くなったり便秘が治ったりするのはこのためです。

ここまでくれば、免疫系や内分泌系にも作用するのも
なんとなく想像がつくのではないでしょうか?

鍼灸はこのようにして
人間が本来持っている自然治癒力を高めることができるのです。

棒灸をしているところです。
これは艾(もぐさ)を棒状に固めたものです。
これを経穴に近づけて治療します。
暖かい感覚があります。
これもとても気持ちのいいものです。
体に足りない陽気を補い、体調を整えていきます。

当院のお灸は熱くありません。気持ちいいです。

限られた小さな範囲、つまり経穴(ツボ)を刺激するので、
ただ温めるのとは効果が違います。
お灸の刺激が神経を伝わって脳や脊髄に伝わり効果が出ます。
また、白血球などの免疫系にもよく作用します。

また、東洋医学では、
お灸には経絡に停滞した余分な湿気「湿」をとる作用があるとされます。
日本は湿気が多く、特にこの「湿」が悪さをします。
よく外国人の方が日本に来て梅雨の時期にうつ病になって故郷に帰ったりします。湿が停滞すると「だるい」「体が重い」等の症状が出ます。ひどい場合にはうつ病なども引き起こします。
このような理由からも日本人には非常にお灸が適しています。

点灸療法

上の写真はお米粒程度の大きさの小さなお灸です。
このままだと熱いので熱感を感じたところで火を消します。
小さなお灸を熱くないように調整しながら直接体にすえていく治療法です。
温灸と区別するために点灸と呼んでいます。
すえるお灸の数によって値段を変えています。
慢性疾患をお持ちの方には治療法として
健康な方には養生の方法の一つとしておすすめです。

「お灸女子」などと最近は一般的にもお灸が女性の間でも流行っているらしく、大変良いことです。

ただ、どこにでもすえればいいという物ではありません。
当院では無料で施灸ポイントをご指南いたしますので是非お気軽にご相談ください。

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